釜井の板碑

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正和2年(1313)癸丑の紀年が記されています。ヤゲン彫(溝がV字形の彫り方)の手法で、左右に真言密教の金剛界大日如来(バン)と無量寿如来(阿弥陀・アン)の仏の種子を蓮華座に載せてあります。板碑は追善供養のために建立されたもので、起因は鎌倉・室町時代とされていますが、釜井の板碑は鎌倉期の後代に属します。島田の板碑と並んで供養塔として貴重な価値を有する存在です。


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