仁王門
【お店情報】
この仁王門は当初どの場所にあったのかわかりませんが、江戸時代後期に慧日寺の仁王門として建立されたと考えられます。明治5年(1872)に薬師堂と鐘楼が焼失した際に難をまぬがれ、現在までに三たび移築されました。通路の左右の土間には平らな石を据え、江戸時代中期作の仁王像を安置しています。
昭和45年(1970)に修理が行われた時、柱の足元を切り縮めたため、全体の高さなど当初の状況は明らかではありません。しかし仁王門として比較的平面規模が大きく、木柄が太い独特の特徴を持っていることから、近世の慧日寺を解明する重要な建造物となっています。
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