史蹟 大塩の塩井

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昔、弘仁のころ諸国巡歴の途中、大塩村にやってきた空海(弘法大師)が一夜の宿を乞うと、出てきた老婆は貧しいながら精一杯旅の僧を手厚くもてなしました。この村では塩が乏しくて困っていることを知った大師は里人を救ってやろうと17日間、護摩を焚いて祈ったところ岩の間から塩水が湧き出しました。この塩井は大橋の東西にありました。また老婆の屋敷跡には弘法大師が作った像と大師の像、護摩石があったそうです。
江戸時代にはこの村に製塩器械を備え、塩を製造し、会津藩に上納していたそうです。
現在は『会津山塩』として、販売されています。(希少品)


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