不動院龍宝寺不動堂
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会津地方における修験道(しゅげんどう)の広まりは、慧日寺創建よりいわれ、大伴家が大寺修験の指導者として盛衰を繰り返しながら続いてきました。そのため、磐梯修験は大伴修験とも称されてきました。
『新編会津風土記』には、磐梯山・厩嶽山(うまやさん)の他に吾妻山修験を掛け持ち、猪苗代成就院と共に活動していたことが記載されています。
龍宝寺は永正18年(1521)九州彦山の仲津郡より彦山流の伝灯を受け、寺号を「磐梯山不動院龍宝寺」と称しました。宝永年中(1704~1710)になると大寺修験の勢力圏は猪苗代領にあり、大伴修験は成就院の支配下に入りました。
大伴修験はその後彦山流から京都聖護院に移り「不動院」を「龍宝院」と改め「磐梯山龍宝院」と称しました。
現在の龍宝寺は修験不動尊として約180年前の再建といわれ、桁行、梁間とも三間の入母屋造りで、磐梯山修験の祈願所となっています。
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